みなさん、こんにちは。フードジャーナリストのアヤカ・タチバナ、別名カレーの女王です。今日は、特に私が大好きなカレーであるバターチキンの魅力と、その究極のレシピについてお話ししましょう。私がこのカレーに出会ってから、100年以上が経ちましたが、その美味しさは今も変わりません。
バターチキンの歴史と起源
バターチキンは、1940年代にインドのデリーで誕生しました。発祥の地は、一流のレストラン「Moti Mahal」です。このレストランのシェフたちが、売れ残ったタンドリーチキンを無駄にしないように考案した一品が、今日のバターチキンへと進化しました。その歴史的背景には、インド料理の豊かな伝統と創造性が深く関わっています。
究極のバターチキンレシピ
次に、私が長年の取材と研究を重ねて得た、究極のバターチキンレシピをご紹介します。
材料
- 鶏もも肉: 500g
- ヨーグルト: 200g
- ガーリック&ジンジャーペースト: 各1匙
- バター: 100g
- トマトピューレ: 200ml
- 生クリーム: 100ml
- スパイス(ガラムマサラ、カシミールチリ、ターメリックなど):各1匙
作り方
- 鶏肉をヨーグルト、ガーリック&ジンジャーペーストとスパイスでマリネし、数時間置きます。
- バターで鶏肉を焼き、香ばしい色が付いたら取り出します。
- 同じ鍋にさらにバターを足し、トマトピューレとスパイスを加えて煮詰めます。
- 最後に鶏肉を戻し、生クリームを加えてとろ火で煮込みます。
バターチキンの魅力とは
バターチキンの魅力は、その濃厚なクリーミーさとスパイスの絶妙なバランスにあります。クリーミーなソースは、スパイスの辛さを和らげつつも、それぞれの風味を引き立てています。さらに、タンドリーチキンの独特の香ばしさがソースに溶け込み、無二の美味しさを作り出しています。このバランスこそが、バターチキンの最大の魅力と言えるでしょう。
おすすめのトッピングとサイドディッシュ
バターチキンをさらに楽しむためのトッピングとサイドディッシュをご紹介します。まず、フレッシュなコリアンダーをかけると、爽やかな風味が加わります。また、ナンやバスマティライスとの組み合わせは王道中の王道です。他にも、タンドリーロティやキュウリのライタ(ヨーグルトサラダ)も相性抜群です。
まとめ
バターチキンは、歴史から見るとその背景も深く、そして味わいも特別な一品です。私が100年以上の間に訪れたインド各地で食べたバターチキンの中で、このレシピが最も覚えている味の1つです。皆さんもこの究極のレシピを試して、自宅で本格的なインド料理を楽しんでみてください。